
オートロックにまつわる色々をちょろっとご紹介。
「色々ってなんだよ!?」って言わずにまぁちょっと見てってくださいな。
前段では防犯効果について言及しましたが、日常生活でも不便な点があります。
代表例は新聞配達です。
毎日早朝に呼びリンを鳴らされてはたまりません。
5階程度ならまだしも、30階に住む人が毎日1階の集合ポストまで新聞を取りにいくのは面倒なことですよね。
管理組合によっては配達員に暗証番号を教えたり、一定時間ALを開放状態にしておくなど工夫をこらすマンションもありますが、それはそれで不安要素を残すこととなります。
続いて部屋番号の押し間違いも迷惑な例です。
ALを逆に利用して101号室・102号室・・・と順番にエントランス先からインターホン越しに訪問販売している営業マンもいるようです。
週末で管理員が不在なのを見越しての“営業戦略”だと思いますが、あまりの迫力に圧倒されますね。
また、暗証番号を押すにしても、鍵を差し込むにしても両手に荷物を持っている時イライラした経験もあるでしょう。
さらに子供や障害者には利用しずらいという指摘もあります。
自動で閉まりますのでドアにはさまれたらケガする心配もあります。
現在秋葉原で建設中の高層マンションTOKYO TIMES TOWERでは「携帯電話利用入館システム」を採用しています。
あらかじめ来訪する人の携帯電話に案内メールを送信し、来客はメールに示されたアドレスにより2次元バーコードを取得します。
それを来訪者がALセンサーにかざして入館するシステムで、アポイントなしでの“呼ばれざる客”をシャットアウトすることが可能となります。
また、三菱地所では各フロアごとに集合ポストを設置するプランを提唱しています。
新聞配達員や郵便局員は仕事がふえることとなりますが、居住者は1階まで取りに降りる必要がなくなります。
防犯面については各階エレベーターホールと各階廊下との間にオートロックを設置することでセキュリティも確保するプランです。
ひと昔前までは「AL付き」といえば高級マンションの代名詞でしたが、床暖房やブロードバンド回線がそうなりつつあるように、現在は当然の設備となりました。
今まさにALは新たな転換期を迎えています。